月別アーカイブ: 2009年9月

K20DのAFセンサ

k20dAFセンサ
K20Dは11点のポイントを持つAFセンサーを採用しています。
赤いマークがスーパーインポーズの表示としてファインダーで確認できます。
ポイントは、「中央部9点はクロスタイプ」という表記です。
クロスタイプの意味は、コントラストを感知するAFセンサーが、点ではなくL字やT字に
なっているということです。
例えば、2は┌ になっています。
k-mは、5点測距、クロスセンサーの表記がありますよね。
いろいろな記事で、中央以外の配置は、上下左右の十字と記載されています。
クロスセンサーが、どのような形状なのか、どこにも記載がありません。
k-mのファインダー
k-mAFセンサー
さて、AFセンサーの位置がわかったところで、夕景写真で検証して見ました。
夕景
この夕景ですが、コントラストに差がないため、AFで撮ろうとしても、AFセンサーが迷って
しまいピントが合わせられません。
K20Dでは、測距点をセレクトにして、1を選択することにより、ピントを合わせることが
できました。
k-mでは、測距点を、中央、ワイドの両方で検証しましたが、まったく、ピント合わせが
できません。
MFにして、無限遠で撮るしか方法がありません。
ただ、無限遠だと、パンフォーカースで撮るだけなので、遠くの鉄塔や電柱の描写があまい
です。
k-mは、朝焼けや夕焼けを撮るシーンは苦手なのかもしれません。
注)k-mでは、フォーカスロックという方法もありますが、どんどん夕景の表情が
  変わっていく中で、この方法が現実的だと思えません。

k-mの高解像度設定

k-mの設定を見直して見ました。
JPEG撮って出しの写真です。

絞り優先 F8 ISO200 ダイナミックレンジ(オン) 測距点と露出の関連付(オン)

測光方式(16分割測光) 測距点(ワイド(5点測距))

カスタムイメージ 雅(ファインシャープネス+4)

JPEG記録サイズ(6M) JPEG画質(S.ファイン(★★★))
k-mで花を撮る場合、カスタムイメージを雅+ファインシャープネス+4が、一番解像感が
出ます。
また、暗部のノイズが出るので、ISO200にするとしっとりした仕上がりになります。
白い花の場合は、白とびを押さえるため、ダイナミックレンジをオンにします。
FA50mmF1.4
レインリリー

太陽 光芒 K20D

今日は、空の透明感が格段にいいです。
低いところの雲から顔を出す太陽です。光芒が奇麗
タムロンA16 35mm
朝日
公園のブランコから見る、朝の太陽です。
思いっきり、ハイキーにして見ました。
タムロンA16 21mm
朝日

夕焼け K20D

空がオレンジ色に染まっています。夕焼けを50mmの画角で切り取って見ました。
FA50mmF1.4
夕焼け
街路灯を茜色に仕上げて見ました。
街路灯

ピント合わせ位置の選択 K20D

K20Dは、AFフレーム内の11の測距エリアの中の任意のエリアにピントを合わせが
できます。
実際に試して見ました。

<オート>
最適なピント位置に、チョロQが選択されました。

オート

ヨーグルトグラスにピントを合わせて見ましょう。
K20Dの測距点切替ダイヤルをSEL(セレクト)にして、十字キーで
ヨーグルトカップのあるエリアの測距点を選びます。

ヨーグルトグラスにピントが合いました。
セレクト