Photoshop CS5、少しでも快適に使いたい。
そこで、環境設定で、パフォーマンスが向上しそうな設定がないか確認していました。
気になる設定が、OpenGL設定
リファレンスマニュアルを見ると、モードが3つあります。
基本 : 最小限の GPU メモリを使用し、基本的な OpenGL 機能を有効にします。
標準 : 基本よりも多くの GPU メモリを使用し、GPU ベースのカラーマッチング、
トーンマッピング、チェッカーボードブレンドを行います。
詳細 : 標準モードの機能に加え、パフォーマンスの向上につながる、より新しい
OpenGL 機能が利用できるようになります。
詳細に設定できれば、パフォーマンスの向上につながりそうです。
ところが、モードが「基本」でグレーアウトしていて、「詳細」を選べません。
なぜ、グレーアウトしているのか? 疑問に思って、色々調べて見ました。
Photoshop CS5の必要システム構成に以下の記載があります。
GPUを利用する一部の機能ではShader Model 3.0とOpenGL2.0対応のグラフィックカードが
必要
今回、PCを入れ替えるにあたり、アドビへ問い合わせて、PCがOpenGL2.0対応のグラフィック
カードを使っていて、動作することは確認しています。
ひょっとして、OpenGL2.0対応のグラフィックカードだけど、フルサポートじゃないのかな?
PCのOpenGLの状態が知りたくて、色々なホームページへ行って、情報収集しました。
ようやく、わかったのが、OpenGLの状態がわかるツールがある事です。
「OpenGL Extensions Viewer」
このツールで確認すると、PCのOpenGLの状態が、OpenGL2.1が100%なので、
OpenGL2.1 フルサポート の状態であることがわかりました。
「OpenGL2.1 フルサポート」なのに、モードが基本しか選べない
アドビへの質問するにも、ぐっと重みが増しました ^^
私も、以前はパソコンのサポートをしていたので、この手の質問は、理詰めが
重要なことは、わかっています。
恐らく、アドビへ「基本しか選べない」だけで問い合わせても、ハードのこと
なので、Appleへ聞け、Appleへ問い合わせても、Photoshopなので、アドビへ
聞けで、話が進みません。 ^^
「OpenGL Extensions Viewer」ですが、Windows用もあります。
自分のPCが、どのバージョンのOpenGLかわかりますので、使ってみて下さいね。
窓の杜
OpenGL Extensions Viewer
おはようございます。
ワシのマシンも実行して調べてみました。
結果ですが、OpenGL 2.0はもちろん、4.2までフルサポートしておりました。
サマリーは雑談所ででもお見せします。
> GPUを利用する一部の機能ではShader Model 3.0とOpenGL2.0対応のグラフィックカードが必要
基本、標準、詳細とも CS5がサポートしている機能は 2.0でも全て使えるが、
3.0や4.2が使えたらもっと効率的なアルゴリズムが使え、パフォーマンスが
上がるって事なのかも。
そのパフォーマンスが上がるのが標準や詳細って事だったりして。
また Shader Modelって DirectX関係です。
DirectXが使えないと機能に制限があるとも読めるな~