月別アーカイブ: 2010年4月

K、Mレンズの露出

<絞りF1.8 グリーンボタンを押した状態 1/1500>
K20D0890.jpg
K20D P55mmF1.8 [55mm F1.8 1/1500 ISO100 ±0EV]

<絞りF1.8 シャッタースピードを手動補正 1/750>
K20D0891.jpg
K20D P55mmF1.8 [55mm F1.8 1/750 ISO100 ±0EV]

K20Dで、K、Mレンズを使用する場合は、Mモードでグリーンボタンを押すと、レンズの絞り環リングで、
設定した絞りに見合うシャッター速度に自動調整されます。(適正露出に調整される)
ところが、上の作例では、適正露出がアンダーになります。
なぜ、アンダーになるのでしょうか?
内蔵露出計の光センサーは、フォーカシングスクリーンの後方にあります。
どうも、フォーカシングスクリーンに原因がありそうです。
調べて見ると、暗いズームレンズでもファインダーを明るく見せるため、素通しに近いガラス素材が使われて
おり、このガラス素材の影響で露出に誤差が生じています。
露出誤差の傾向を見てみると、以下のようです。
F4~F5.6は、ほぼ適正露出
F4より絞りを開いていくと、アンダー傾向が強まる
F5.6より絞りを絞っていくと、オーバー傾向が強まる
困るのは、絞りにより誤差が変化してしまう事なんです。
(露出補正で一定の補正で対応できない)
なので、K、Mレンズを使う場合は、グリーンボタンを押して、出た目のシャッター速度から、
絞りに応じて、オーバーやアンダーになるように調整する必要があります。
アンダー傾向のほうは、手動調整せず、RAWで撮って現像ソフトで適正露出にするという方法もあります。
オーバー傾向の場合は、白飛びなどするので、シャッター速度の手動調整は必須ですね。

スノーボール

午前中の大荒れの天気がウソのようです。
穏やかに晴れたので、青空バックでスノーボールを撮ります。
M135mm、最短撮影距離が1.5mですが、中木に咲く花撮りに丁度いい距離です。
K20D0877_20100429163245.jpg
K20D M135mmF3.5 [135mm F5.6 1/250 ISO100 ±0EV]

K20D0881_20100429163245.jpg
K20D M135mmF3.5 [135mm F5.6 1/250 ISO100 ±0EV]

チューリップ 比較

チューリップを、55mmと43mmで撮り比べてみました。

<K55>
チューリップ
K20D K55mmF1.8 [55mm F5.6 1/125 ISO100 ±0EV]

<FA43>
K20D1260_20100429094408.jpg
K20D FA43mmF1.9 [43mm F5.6 1/125 ISO100 ±0EV]

今回は、F5.6まで絞って見て、背景のボケ方を比較しています。
55mmのほうが、ボケ量が多いので、背景にあるチューリップが、いい具合にボケています。
メインの花の解像感は、ほぼ互角です。
違いは輪郭でしょうか。
K55mmは太く、FA43は細いですね。
FA43だと、脇役の背景にあるチューリップが多少目立ってます。
リミテッドレンズに負けない描写感が35年も前に製造されたレンズにあります。
カメラが高級品だった時代、お金を掛けて作っただけあります。
いい仕事してますねぇ~

ALWAYS 135mm 1976年製

smc PENTAX-M135mmF3.5
M135
M135も花撮り向きのレンズです。
とろけるボケはとてもいい味わいです。
作例としてハナミズキを撮ります。
ハナミズキに花が咲きました。
2階のベランダから見下ろす位置にハナミズが一輪咲いています。
花までの距離だと、M135の出番です。(笑)
夕方なので、かなり暗くなってきています。
撮れるかなぁ~
ベランダの手すりを支えにしてカメラを固定、SSが凄い値です。

「余韻」<ハナミズキ>
ハナミズキ
K20D M135mmF3.5 [135mm F5.6 1/8 ISO100 ±0EV]

ALWAYS 55mm 1975年製

<SMC PENTAX 55mmF1.8>
K20D
SMC PENTAX 55mmF1.8、とても階調が深いレンズですね。
DAレンズにない色合いを感じます。
絞り開放から1段絞ると、このレンズの神髄が見えてきます。
名玉と言われたレンズ、侮れません。

「雅」<チューリップ>
チューリップ
K20D K55mmF1.8 [55mm F2.8 1/1500 ISO200 ±0EV]

もう1枚はスノーボールです。
前回は、DAレンズのコントラストの高い絵でしたが、柔らかい感じがとても自然です。
前ボケ、後ボケで演出して見ました。
FA43との比較もして見ました。

<スノーボール K55>
スノーボール
K20D K55mmF1.8 [55mm F2.8 1/750 ISO200 ±0EV]

<スノーボール FA43>
スノーボール
K20D FA43mmF1.9 [43mm F2.8 1/125 ISO100 ±0EV]

桜 2010

marumiya。さんのブログに桜がアップされています。
なにぃ~~ 連動支援者募集
慌てました。関東組 急遽参加しま~す。(笑)
連動企画 桜 今のところ確認した参加メンバーです。
駄作探訪の日々
トマト♪のガンバ♪
甘雪のかけら
たまにはフライパンをカメラにもちかえて
リミレンジャーの秘密基地
Tierra
とりあえずいい栖(すみか)
桜
K20D FA43mmF1.9 [43mm F2.8 1/1000 ISO100 +1.0EV]

桜
K20D FA43mmF1.9 [43mm F1.9 1/1000 ISO100 +1.0EV]

チューリップ

馴染みのカメラ屋さんの店長さんから、SMC P 55mmF1.8を譲って頂きました。
後玉にうっすら、リング状の曇りがあったので、写真レンズ工房さんで、清掃してもらいました。
早速、チューリップの花を試写します。
このレンズ、欲しかったレンズで、譲ってもらって、とても嬉しかったなぁ~
すごく味わいのある描写です。
花撮りに大活躍しますよ~

<SMC P 55mmF1.8 F4>
チューリップ
絞り開放で撮って見ました。
軟調ですが、描写感はFA43に近いかなぁ~

<SMC P 55mmF1.8 F1.8>
チューリップ
K20D P55mmF1.8 [55mm F1.8 1/4000 ISO100 ±0EV]

夕方の月

夕方、南の空に月が浮かんでいます。
A200mmF4+A2x-Sで月を撮ります。
月
K20D A200mmF4+A2x-S [400mm F5.6 1/45 ISO100 -1.0EV]

チューリップの蕾 モノクロ

チューリップの蕾をモノクロで撮ります。
今日のレンズは、A50mmF2です。
このレンズも階調が深くて、モノクロを撮ると、とても味わいある絵になります。
絞り開放の柔らかい描写もいかして見ました。

<ハードモノクローム>
チューリップの蕾
K20D A50mmF2 [50mm F2 1/500 ISO100 ±0EV]

蕾についた水滴をモノクロで撮ります。
こちらも、絞り開放の柔らかい描写を活かしています。

<かっこいいティスト モノクローム>
チューリップの蕾
K20D A50mmF2 [50mm F2 1/500 ISO100 ±0EV]