Lightroom3でB/W化する時に便利なのが、赤丸のターゲット調整ツールです。
これをクリックすると、ターゲット調整モードになります。
写真上の調整対象の位置にポインターを置いてからマウスボタンをクリック、
スクロールマウスだと、上下のダイヤル操作で、調整対象と同系色のところが、
明るくなったり、暗くなったりします。
Silver Efex Pro 2 のように、写真対象の位置だけ調整とは、いきませんが、
ターゲットの色がわかるので、便利な機能ですね。 ^^
<画像をクリックすれば、Lightboxになります>
元画像
B&Wのボタンを押して自動調整
ターゲット調整ツールを使って調整
Photoshopへ渡してTopaz Adjustで仕上げ
ブレンド
「Classic Collection」-「Brilliant Cold」
「HDR Collection」「Dynamic pop」
LightroomでB/W化して、Photoshopで、Topaz Adjustで仕上げる
PhotoshopのB/W化プラグインがない場合は、この方法で、モノクロ写真の
世界を楽しむことができますね。 ^^
(プリセットを使えば、ネオパンなどのティストもあります)
もっとも、PhotoshopのB/W化プラグイン、一元的に調整できるので、
手間は確実に減ると思います。
Silver Efex Pro 2のU Pointほど高度な処理が必要無い場合もかな ^^
おまけ
モノトーンな蒸かし芋 ^^
「FA31mmF1.8AL Limited」カテゴリーアーカイブ
ALWAYS
Photoshop CS5
Photoshop CS5、少しでも快適に使いたい。
そこで、環境設定で、パフォーマンスが向上しそうな設定がないか確認していました。
気になる設定が、OpenGL設定
リファレンスマニュアルを見ると、モードが3つあります。
基本 : 最小限の GPU メモリを使用し、基本的な OpenGL 機能を有効にします。
標準 : 基本よりも多くの GPU メモリを使用し、GPU ベースのカラーマッチング、
トーンマッピング、チェッカーボードブレンドを行います。
詳細 : 標準モードの機能に加え、パフォーマンスの向上につながる、より新しい
OpenGL 機能が利用できるようになります。
詳細に設定できれば、パフォーマンスの向上につながりそうです。
ところが、モードが「基本」でグレーアウトしていて、「詳細」を選べません。
なぜ、グレーアウトしているのか? 疑問に思って、色々調べて見ました。
Photoshop CS5の必要システム構成に以下の記載があります。
GPUを利用する一部の機能ではShader Model 3.0とOpenGL2.0対応のグラフィックカードが
必要
今回、PCを入れ替えるにあたり、アドビへ問い合わせて、PCがOpenGL2.0対応のグラフィック
カードを使っていて、動作することは確認しています。
ひょっとして、OpenGL2.0対応のグラフィックカードだけど、フルサポートじゃないのかな?
PCのOpenGLの状態が知りたくて、色々なホームページへ行って、情報収集しました。
ようやく、わかったのが、OpenGLの状態がわかるツールがある事です。
「OpenGL Extensions Viewer」
このツールで確認すると、PCのOpenGLの状態が、OpenGL2.1が100%なので、
OpenGL2.1 フルサポート の状態であることがわかりました。
「OpenGL2.1 フルサポート」なのに、モードが基本しか選べない
アドビへの質問するにも、ぐっと重みが増しました ^^
私も、以前はパソコンのサポートをしていたので、この手の質問は、理詰めが
重要なことは、わかっています。
恐らく、アドビへ「基本しか選べない」だけで問い合わせても、ハードのこと
なので、Appleへ聞け、Appleへ問い合わせても、Photoshopなので、アドビへ
聞けで、話が進みません。 ^^
「OpenGL Extensions Viewer」ですが、Windows用もあります。
自分のPCが、どのバージョンのOpenGLかわかりますので、使ってみて下さいね。
窓の杜
OpenGL Extensions Viewer
ムクドリ
Photoshop CS5
新しいPCに買い替えたのですが、CS5と搭載されているグラフィックカード(内蔵)との
相性がよくありません。
(グラフィックカード Intel HD Graphics 3000プロセッサ)
スポット修復ブラシツールで不要なゴミを取った画面ですが、マウスでポイントした
箇所にスポット修復ブラシツールの黒丸が残ったままになります。
検証済みディスプレイカードの情報をみて、買うPCを決めたのに、これはあんまりな
仕打ちだなぁ〜
Photoshop CS5 Extended / 必要システム構成
検証済みディスプレイカード(Photoshop CS5/Photoshop CS5 Extended)
1,024×768 以上の画面解像度をサポートするディスプレイ(1,280×800 以上を推奨)、
256MB 以上 のVRAM を搭載した16-bit のカラー表示が可能なハードウェアアクセラ
レーション対応のOpenGLグラフィックカード
<検証済み>
Intel
インテル HD グラフィックス
インテル GMA 4-シリーズ チップセット
色々調べてみたら、OpenGLグラフィックカードに制限があるようです。
GPU と OpenGL の機能と制限(Photoshop CS4/CS5)
ここの、「C. トラブルシューティング」の手順で検証すると、
[編集](Windows)/[Photoshop](Macintosh)メニューから [環境設定] -
[パフォーマンス] を選択し、[OpenGL 描画を有効にする] オプションの
チェックをはずして、Photoshop を再起動
これで、不具合が改善します。
となると、OpenGL が問題の原因となっていると考えられます。
さらに読み進めると、
「C-4. OpenGL 設定を変更します」 とあります。
使用しているマックの64bit環境では、モードはグレーアウトしているので、
「基本」だけのようです。
弄れるのは、「垂直同期」と「アンチエイリアスのガイドとパス」
手順では、「C-5. 垂直同期を無効にします」とあったので、これのチェックを
外したところ、不具合が改善しました。
垂直同期は、Photoshop とモニターそれぞれのリフレッシュレートを統合する機能
これって、非同期になるのですが、パフォーマンスがどうなるか気になるなぁ〜
これに関しては記述がありません。
Photoshop CS5 ですが、グラフィックカードとの相性が厳格すぎますね。
ゲームソフトみたいな印象
皆さんも、新しいPCへ買い替える場合、上記の情報をよくみてから買って下さいね。
もっとも、検証済みグラフィックカード搭載のPCでも不具合あるなんて・・・
あんまりです、アドビさん ^^
画像のディテールを高める
Adjust
アドビ システムズ社のシニアクリエイティブディレクター ラッセル ブラウン氏の
チュートリアルがお気に入りです。
ラッセル ブラウンによる Photoshop World チュートリアル
その中の「Smart Image Detailing Action」チュートリアル
画像のディテールを高めてくれるものです。
写真家カルバンハリウッド氏が考案した特殊な技法だそうで、手順がアクションと
して公開されています。
手順を動画で解説しているので、解りやすいかな ^^
動画が英語なので、捕捉しておきます。
Camera Raw で、「Photoshopでスマートオブジェクトとして開く」チェック
レイヤーの構造
この技法、画像のディテールを高めてくれますね。
HDRプラグインもよいですが、フォトショップの機能で、これだけの事ができる
ものだなぁ〜と感心しました。
画像のディテールを高める手法のひとつとして活用できそうです。
VTECエンジン
雑然とした風景
>
PENTAX K-5 FA31mmF1.8 Limited [F5.6 1/3000 ISO160]
ブラケット撮影した写真をHDR Proで統合して、Adjustで仕上げています。
Adjust、面白いですね。
何の変哲もない風景が、ドラマチックな風景へ変わります。
見慣れた風景なのに、どこか違う街へ行ったように思えてしまうなぁ〜
ゴースト除去
風にはためく、のぼり旗
これ、ブラケット撮影して、Photoshop HDR Pro のゴースト除去できるのかな?
さっそく試してみたのが、扉の写真です。
ゴースト除去前と後の写真を見て下さい。
除去前は、風でのぼり旗が、かなりブレています。
除去後は、基準画像をもとに、きれいに調整されています。
ゴースト除去前
ゴースト除去後
Photoshop HDR Pro のゴースト除去ですが、基準になる画像を選択します。
(緑枠の画像が基準となる画像)
デフォルトは左端の画像のようです。
これって、「移動物除去」になると思うのですが、意外に性能が良いですね。
Photoshop CS5 に搭載されている、HDR Pro 侮れないかも ^^
朝日2012
初日の出
PENTAX K-5 FA31mmF1.8 Limited [F5.6 1/4000 ISO160] HDR Pro、Topaz Adjust
PENTAX K-5 FA31mmF1.8 Limited [F5.6 1/4000 ISO160] HDR Pro、Topaz Adjust
<メモ>
Topaz Adjust(プリセット Dynamic PopⅡ、Boost)ダブルがけ
元旦から風の強い日が続いていてフィールドで写真撮れませんでした。
ようやく、風も収まり、今日は私にとって初日の出となりました。
気温-1℃ですが、風がないので比較的暖かい朝です。
ブラケット撮影したものをPhotoshopの「HDR Pro」で合成しています。
もちろん、Topaz Adjustも使っています。
「HDR Pro」ようやく使い方がわかってきました。
2枚目の写真、陸橋の自動車は走っているので、合成すると不自然になり
ますよね。
「HDR Pro」は、基準になる画像を決めて合成するので、自動車が不自然に
なりません。